2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小説『OUT』についてなど

やや古いニュースになるが、4月7日に作家の桐野夏生さんにインタビューをした。この春『OUT』に続いて『グロテスク』の英語版が出たので、その宣伝のために全米の各都市を訪れていたのだ。サンフランシスコに来るのを知ったのは、彼女が来る少し前のこと。…

"Ghost World" (2001年)

写真クレジット:MGM/UA お化けは出てこない。見るもの聞くもの人工的で死んでる世界。そんな感覚を持った18才の女の子が出てくる映画だ。日本語キャッチフレーズは『ダメに生きる』。ゴーストの世界なんだから、ダメに生きるのがクールって、ことなのだろう…

"A Mighty Heart"

写真クレジット:Paramount Vantage 02年にパキスタンで誘拐され、残虐な方法で殺された米国人記者の事件を妻の立場から再現した映画で、観ながら居心地の悪い思いをした。"United 93"を観た時もそうだ。

"Nina's Heavenly Delights" と"Four Minutes"

プラティバ・パーマー監督の"Nina's Heavenly Delights"の一場面。 写真クレジット:Verve Pictures今日14日から、フレイムラインの主催によるサンフランシスコ国際レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(以下LGBT)映画祭が始まる。

"Steel City"

写真クレジット: Truly Indie父は服役中、母は再婚。荒れる兄、先のない仕事、オンボロトラック…。若い主人公をかこむ風景は、アメリカのインディ映画の定番ばかり。またしても異口同音の話かと思ったら、意外なほど良質な作品だった。

『パプリカ』

写真クレジット:Sony Pictures宮崎駿監督に次いで、海外でも人気の高い今敏監督のアニメーションの最新作。原作はSFファンタジー文学の巨人、筒井康隆の同名の小説で、筒井自身からアニメ化を依頼されて制作したという。

"La Vie en Rose"

写真クレジット:Picturehouse Films 自然な演技に定評のあるフランスの女優の中に、たいへんな演技派がいた。マリオン・コティヤール、まだ30才を出たばかりの人。